ものづくり× キャラクター 第3回 キャラクター活用ビジネス勉強会

2017年9月8日
日  時
2017年9月1日(金)15:00〜17:00(受付14:30 開始)
会  場
第八長谷ビル 8階(京都市下京区大政所町680-1)
参加
26名
料  金
無料
主  催
京都クロスメディア推進戦略拠点/京都市/公益財団法人京都産業21/京都次世代ものづくり産業雇用創出プロジェクト推進評議会

講師

(メイン講師)
陸川 和男 氏(一般社団法人キャラクターブランド・ライセンス協会 理事/事務局長、産業能率大学 コンテンツビジネス研究所 客員研究員)
(ゲスト講師)
近藤 健祐 氏(株式会社マインドワークス・エンタテインメント 代表取締役)

プログラム内容

キャラクター商品のプロモーション展開を学ぶ〜キャラクター商品の販売手法とプロモーション戦略〜
『バイヤーが選ぶ2017上半期 キャラビズ・グッズ大賞』について(陸川 和男 氏)
『キャラクター商品の販売手法とプロモーション戦略』(近藤 健祐 氏)

報告レポート

キャラクター活用ビジネス勉強会の第3回目となる今回は、実際にキャラクター商品を企画・販売する際に重要となるキャラクター・作品選びと販売手法について勉強しました。
今回、冒頭では陸川氏に2017年上半期で売り上げの高かったキャラクター商品についてご紹介いただきました。キャラクター商品市場のトレンドや現状を解説いただいた上で、「商品とキャラクターのマッチング度」と「SNSとの親和性の高さ」を商品開発のポイントとして挙げておられました。
そして、メインの講義では実際にキャラクター商品を開発・販売を行う株式会社マインドワークス・エンタテインメントの近藤氏に登壇いただきました。講義では、人気キャラクターの商品を多く手がけてきた経験から「どこのターゲットに向けて、どのカテゴリーでキャラクター商品を作るかを考えること」が売れる商品を作るポイントだと述べられました。そして、作品を選んで商品を作る部分も大切ですが、作った後に宣伝を忘れないことも指摘いただきました。商品を作ったことで満足して宣伝がおそろかになったり、宣伝は版権元がやってくれると思っている製造企業が多いそうです。SNSや無料で掲載してくれる媒体も今は多いので、自社で積極的にプロモーション活動を行って売り上げにつなげないと、キャラクターを使った新たな販路開拓のチャンスを無駄にしてしまうとお話しいただきました。

記録写真