[キャラクター×異業種]+デザインの力 キャラクター活用ビジネス勉強会プレセミナー
デザイン・企画の力でキャラクター活用商品を魅せる!

2017年7月16日
日  時
2017年7月4日(火)13:30~17:30(受付13:00 開始)
会  場
キャンパスプラザ京都 4階 第3講義室(京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939)
参加
45名
料  金
無料
主  催
京都クロスメディア推進戦略拠点/京都府/公益財団法人京都産業21/京都次世代ものづくり産業雇用創出プロジェクト推進評議会

講師

陸川 和男 氏 (株式会社キャラクター・データバンク 代表取締役社長)
広告・マーケティングの専門誌の編集者、マーケティング会社の研究員等を経て、株式会社キャラクター・データバンク(CDB)設立。CDB事業の統括を行うかたわら、キャラクタービジネスのアナリストとしてTV・新聞・雑誌等でのコメンテーターや執筆、講演活動なども行う。2014年には一般社団法人キャラクターブランド・ライセンス協会を設立し、理事/事務局長に就任。産業能率大学 コンテンツビジネス研究所 客員研究員。東京2020大会マスコット審査会委員。

横関 悦子 氏 (株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ PEANUTS 推進本部 PEANUTS推進部 ディレクター)
現在、PEANUTS のメインアートディレクターとして、日本国内のライセンス展開を推進。 同社がPEANUTS のエージェントになってからのクリエイティブディレクションを日本市場に合わせた展開をすることで、多くのライセンシーより支持を得ている。過去には「ロド二―」「サンダ―・バニ―」「水森亜土」など、特にアーティストコンテンツのアートディレクションに従事した。

プログラム内容

第1部「マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラクタービジネスの仕組み」 講師:陸川 和男 氏
第2部「キャラクターの商品化とクリエイティブ」 講師:横関 悦子 氏

報告レポート

本イベントは、キャラクターコンテンツを活用しての商品化に関わっている、もしくは今後商品化に取り組みたいとお考えの特に商品開発・企画担当者、デザイナーの方を対象に行われました。
第1部では、まず、アニメやマンガなどのコンテンツと呼ばれる作品を活用した商品を作るための基礎として、キャラクター商品市場の現状把握とキャラクターの活用方法について講師の陸川氏に講義いただきました。キャラクター・ライセンスビジネスの利点について「全国的に知られるオンリーワンの商品開発が可能」、「大きな初期投資がなくても商品開発が可能」、「新規顧客の開拓と売上の向上」など具体的に解説いただき、ファン(消費者)心理を理解した上で商品作りを行なうことが重要であることを参加者に解説されました。
そして、第2部は、KCROPとして初めてのキャラクター活用商品の「デザイン」にスポットを当てた講義でした。スヌーピー(ピーナッツ)のアートディレクションを行なう横関氏からは、キャラクターを使った商品デザインを行なう際にはルール(ガイドライン)があることを紹介いただき、そして、ルール設定の目的が単にキャラクターの使用を縛るものではなくてキャラクターの魅力や商品のクオリティを保つためであると理解することが良い商品デザインには必要不可欠であることを学びました。とりわけ、伝統産業や特産品の持つ「信頼と美しさ」とキャラクターの持つ物語やチャームポイントが掛け合わさることで人の心を動かす商品は生まれる、との横関氏の結びの言葉に参加者の方々は刺激を受けていました。

記録写真