キャラクター×異業種 第2回 コンテンツ活用商品化セミナー
~人気マンガ・アニメ作品とのオリジナルコラボ商品開発に向けて~

2017年6月26日
日  時
2017年6月9日(金)15:00~16:30(受付14:30 開始)
会  場
第8長谷ビル 8階(京都市下京区烏丸通仏光寺下ル大政所町 680-1)
参加
34名
料  金
無料
主  催
京都クロスメディア推進戦略拠点/京都市/公益財団法人京都産業21/京都次世代ものづくり産業雇用創出プロジェクト推進評議会

講師

株式会社トムス・エンタテインメント
セガサミーホールディングスグループの会社で1964年に東京ムービーとして産声を上げて以来,1万話以上に上るアニメ作品を制作しているプロダクションです。古くは「巨人の星」,「アタックN0.1」などのスポ根シリーズを始め,「ルパン三世」,「名探偵コナン」,「それいけ!アンパンマン」といった国民的なエンタメ作品を制作しております。また,そのコンテンツを利用した国内外への番組販売や配信,商品化事業など多角的ビジネス展開を行っています。

プログラム内容

・商品化の許諾から発売までの一連の業務の流れについての御説明
・商品化対象作品の御案内
・タイアップ,コラボレーションの過去事例の御説明と,今後の取り組みの御案内

報告レポート

今年度第2回目のキャラクターコンテンツの商品化セミナーで今回は人気アニメ作品のタイトルを多く持つ株式会社トムス・エンタテインメントに登壇いただきました。当日は、アニメキャラクターコンテンツを活用しての商品化に興味関心をお持ちの京都のものづくり企業の方を中心に多くの方にご参加いただきました。
最初に、株式会社トムス・エンタテイメントの方からキャラクターコンテンツビジネスの現状、商品化に取り組む際に注意すべきことなどを解説いただきました。アニメ作品は一般的に制作委員会方式を取っているので、アニメ制作会社がライセンスを管理していない場合があることや「何(作品)と何(もの)をどうして(理由)商品化したいのか」を明確にしてご相談いただけると話が進みやすい、とのことをお話しいただきました。
そして、続いて、具体的な今回取り上げられるアニメ作品「弱虫ペダル」と「信長の忍び」についての作品紹介が行われました。とりわけ、現在第3期が放送中の「弱虫ペダル」は第1期放送開始から5年も続く人気コンテンツです。非常人気の高い作品であることやターゲットが幅広い層に及ぶことなどから商品化には最適な商品であることが紹介されました。また、様々な地方や企業とのコラボ事例も具体的に取り上げていただき、参加者の方も商品化のイメージがつきやすい内容となりました。セミナー終了後には、講師や参加者同士の名刺交換や意見交換なども行われ、キャラクターを活用して販路拡大を目指す参加者の方々の前向きな取り組みが印象的でした。

記録写真