今回KYOTO V-REX実行委員会は2019年11月4日(月・祝)に「第11回 京都ヒストリカ国際映画祭」との連動企画VRイベント「HISTORICA×VR 2019」を開催いたします。
今年のテーマは「ホラー」です!
VRやMRデバイス並びにAR技術を活用した新たなコンテンツ体験の普及が進みつつある中、これらの技術が強みを発揮するのが、「恐怖表現」や「日本固有の妖怪や魑魅魍魎の世界」です。そして、京都は、そのような日本ならではの目に見えない世界にゆかりのある土地でもあります。そこで本カンファレンスでは、このような取組を推進している方々をお招きし、「JホラーXR」ともいうべき有り様や、そのような時代において京都に内在化される歴史的資産が如何に活用されうるかに関する展望を探求していきます。
開催名称 | HISTORICA× VR 2019 |
開催日時 | 2019年11月4日(月)11:00~16:50 (VR体験ブースは11:00~、セミナー講演は13:00より開始となります。) |
場 所 | 京都文化博物館 別館 |
セミナー定員 | 80名(※セミナーは要事前申込。先着順) |
参加費 | 無料 |
主 催 | ITコンソーシアム京都(クロスメディア部会) |
共 催 | 京都クロスメディア推進戦略拠点、京都府、京都の未来を拓く次世代産業人材活躍プロジェクト |
協 賛 |
長年様々なプラットフォームでゲームを開発してきたあまた株式会社が同社のグローバルチームを結成し、脱出VRゲーム『Last Labyrinth(ラストラビリンス)』を開発。独自の不可思議な世界観と恐怖と隣り合わせの実在感で世界の誰もが体験できるユニバーサルな恐怖体験と独特のスリルを生み出しました。本講演では如何なる試行錯誤を経てこのようなデザインに至ったのかについてその知見を語っていただく。
国内ゲーム会社4社、韓国ゲーム会社2社でディレクター、プロデューサーを務める。これまでにアーケード、コンソール、PCオンライン、モバイル、VRと、幅広いプラットフォームでの開発を経験。株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(当時)在籍時代にディレクター、プロデューサーを担当したゲーム『どこでもいっしょ』は、マルチメディアグランプリ1999通商産業大臣賞(グランプリ)、第4回日本ゲーム大賞など多数の賞を受賞。現在は、ゲーム開発会社の経営をしつつ、VR脱出アドベンチャーゲーム『Last Labyrinth(ラストラビリンス)』のディレクションも行う現役のゲーム開発者。
最近「妖怪」が世界でも注目されはじめた。そのような中、台湾のVR JUMPは「妖怪迷蔵(かくれんぼ)」で妖怪の存在する異世界をVRによって見事に作り出して見せた。本講演ではその開発に背景と海外の人にとっての妖怪の存在について言及する。
VR JUMP 事業担当 「妖怪」をテーマにした「HIDE AND SEEK」、「恐竜」をテーマとした「ダイナソーコマンドー」などの開発に関わる。
これらの作品は台湾経済工業局主催の2018年デジタルコンテンツプロダクトにおいて、ベストオブバーチャルリアリティに選ばれた。
「VR金縛り」(株式会社闇製作)
http://death.co.jp/ja/kanashibari-vr/
株式会社闇は、「ホラテク」と銘打ちAR、VR、バイタルセンサーやプロジェクションマッピングなどあらゆる技術を駆使して「恐怖」をテーマとした作品を生み出してきた。ここでは、同社の取組を語っていただき、最新技術が生み出す日本的ホラー体験の未来を見据える。
1981年兵庫県生まれ。
ホラーとテクノロジー「ホラテク」で新しい感動を作り出す会社「株式会社闇」代表取締役。株式会社闇は設立時、怖すぎる企業サイトとしてSNSで大きな話題となる。以降、闇の制作物はSNSを中心に話題となり続け、闇制作物のYoutube実況してみた動画累計再生数は2,700万回再生以上となっている。最近の主な制作物は、アプリとLINEを組み合わせたホラーイベント「闇遊園地でかくれんぼ(2019)」、よしもと芸人のくっきー!さんとコラボしたVRホラー「くっきープロデュース VRお化け屋敷 マンホール(2019)」、観覧車の中で体験するホラーイベント「血バサミ女の観覧車(2018)」など。
最終ステージでは、XRの伝道師、GOROman氏を迎え、次世代技術が生み出す日本的魑魅魍魎と妖怪世界の可能性についてパネルディスカッションを行います。
株式会社エクシヴィ代表取締役 社長 2010年株式会社エクシヴィを立ち上げ。2012年コンシューマー向けVRの先駆けOculus Rift に出会い、自らVRコンテンツの開発と普及活動をはじめる。並行して2014年〜2016年Oculus Japan Teamを立ち上げ、Oculus VR社の親会社であるFacebook Japan株式会社で国内のVRの普及に務め、パートナーサポート、講演活動を行う。個人でも”GOROman”としてVRの開発と普及活動を広く行う。2018年VRアニメ制作ツールAniCastを発表。東雲めぐ©GugenkaのSHOWROOM生配信に技術提供。エイベックスとアニメ制作のパラダイムシフトを目指すAniCast Lab.を設立。2019年DNPとバーチャルキャラクター接客サービスの共同開発を発表。著書「ミライのつくり方2020-2045 僕がVRに賭けるわけ(星海社)」
立命館大学映像学部教授、日本デジタルゲーム学会会長
主な著作に『中国ゲーム産業史』『中国ゲームビジネス徹底研究』『グローバルゲームビジネス徹底研究』『テンセントVS. Facebook世界SNS市場最新レポート』。
エンターブレインの ゲームマーケティング総合サイトf-ismにも海外ゲーム情報を中心に連載中。
それは、VRで体感する物語。~言葉の通じない少女と、謎の館からの脱出~
『Last Labyrinth(ラストラビリンス)』は「VR時代の新しいアドベンチャーゲーム」をコンセプトに開発され、VRだから実現できる世界観と、仮想キャラクターとのコミュニケーションを体感できるVR脱出アドベンチャーゲームです。
謎の館に閉じ込められたプレイヤーが、謎の少女「カティア」と力をあわせて数々の謎を解きながら館からの脱出を試みます。
2019年11月13日の世界同時・マルチプラットフォーム対応(ダウンロード専用)での発売に向けて開発が進行しています。
京都発のオンライン・VRに強いゲーム開発のプロフェッショナル集団が開発した、ゲーム特化型VRプラットフォーム『V-REVOLUTION』では、いままでVRに触れる機会のなかった方へ未知の体験をお届けします。
配信されているVRゲームの種類によってはシングルプレイだけでなく、マルチプレイで家族や友達と一緒に楽しむことができます。
HISTORICA×VR 2019では、シングルプレイで配信されている脱出ゲームやガンシューティングをプレイしていただくことができます。
是非、弊社ブースに来ていただきVR体験をお楽しみください。
「スペースチャンネル 5 VR あらかた★ダンシングショー」
『スペースチャンネル 5』は、セガ(現・セガゲームス)より、あらかた20年前に米国をはじめ欧州などでも発売され、現地でもGame Developers Choice Awards - Original Game Character of the Year 2000など複数の受賞歴もある、ダンスと音楽を題材にした名作ゲームです。
今回のHISTORICA×VRでは先日TGSで公開されたPSVRバージョンを体験頂きます。『スペースチャンネル5』の世界感をそのままに、全身で体感しながら、「うらら」と一緒に踊れるダンシングVR 『スペースチャンネル5 VRあらかた★ダンシングショー』をお楽しみください!!
©SEGA ©Grounding Inc.
※「スペースチャンネル5」は、株式会社セガホールディングスまたはその関連会社の登録商標または商標です。
『PINGBOOM』
『PINGBOOM』はVRの世界で行うVRシューティングゲームです。出現する敵に目がけて、テニスサーブのように体を動かしながらたくさんの敵を倒しましょう!
テニスプレイを楽しむようにプレイできるそのシンプルなゲーム性は老若男女どなたでもお楽しみいただけます。ぜひお楽しみください。
退魔師として、屋敷に蔓延る目に見えない悪霊を倒せ。
前回出展から大幅にゲーム性を拡張し、強化された”恐怖”を体感せよ。
京都文化博物館 別館
http://www.bunpaku.or.jp/info/access/
〒604-8183 京都市中京区三条高倉 京都府京都文化博物館
○地下鉄 烏丸御池駅下車【5】番出口から徒歩3分
○阪急 烏丸駅下車【16】番出口から徒歩7分
○京阪 三条駅下車【6】番出口から徒歩15分
○市バス 堺町御池下車 徒歩2分
【KYOTO V-REXについて】
KYOTO V-REXは京都のAR、VRコミュニティを盛り上げ、その支援をしていくことを目的に活動している団体となります。メンバーは京都のAR、VR開発企業、学校、行政で構成されております。
主に京都でAR、VRに知見のある方々から、触れたことの無いような一般の方までAR、VRを体験していただける展示会や、AR、VRの技術、利用方法、将来の展望などを趣旨としたビジネスセミナーなどを定期開催しております。また今回のように京都のイベントとコラボしたイベントも行っております。
こういったイベントを通して、現在のAR、VRの技術を京都のクリエイター、及び企業へと共有し、また開発したAR、VR作品を様々な人に見ていただける機会を提供することでビジネスマッチング、及び地域的な開発環境支援が出来ればと考えております。