【開催レポート特別編】京都のゲーム熱をアゲる2日間 「京都ゲームクリエーターズジャム」

2017年12月19日

12月2日(土)、3日(日)にかけて京都クロスメディア推進戦略拠点では初の試みとなるゲーム制作イベント「京都ゲームクリエーターズジャム」を開催いたしました。
単に参加者がチームを組んでゲーム作品を作るのではなく、各チームを京都のゲーム制作企業のクリエーターがメンターとしてサポートするという珍しいスタイルで行われた本イベント。ゲームクリエーターを目指す参加者たちが「2日間でゲームを作る」という目標に向かって制作に打ち込む熱い2日間をレポートします。

開催概要

日  程
2017年12月2日(土)9:30〜3日(日)18:00
会  場
本会場:Impact Hub Kyoto(京都市上京区油小路中立売下ル97西陣産業創造會館2F)
宿泊会場:The Millennials Kyoto(京都府京都市中京区山崎町235)

主  催
KYOTO CMEX実行委員会/京都クロスメディア推進戦略拠点
参加企業
有限会社キュー・ゲームス/株式会社クラウドクリエイティブスタジオ/株式会社Skeleton Crew Studio/株式会社トーセ/ポノス株式会社
協  賛
株式会社KINSHA/フリュー株式会社
協  力
The Millennials Kyoto/TSUKUMO/株式会社ディレクターズ・ユニブ/株式会社ファリアー

 ※上記企業名は全て50音順

 

開催レポート

12月2日(土) 1日目
開会・オリエンテーション

会場であるImpact Hub Kyotoに京都府内外から続々と参加者が集まり、予定通り9:45に開会。
冒頭に主催挨拶やファシリテーター、メンターの紹介が行われた後、まず、制作を始めるにあたり気をつけるべきポイントについて、ファシリテーター役の株式会社ファリアー馬場さんからお話いただきました。
今回は2日間という限られた時間内での制作になるため時間内に完成させることは一番大事なことです。ただ、その上で、単に完成に持っていくだけでなく、「テーマをどれだけ自分たちなりに噛み砕いて作品に反映できるか」「面白いと感じるポイントをしっかり他人に説明できる大切さ」についてもゲームを生み出す中で重要であることを馬場さんからお話いただき、参加者は熱心に耳を傾けていました。
そして、今回のゲームのテーマ「つなぐ」が発表され、早速チームごとの制作がスタート!

ゲーム制作1日目
今回のイベントでは、各チーム5〜6名の参加者京都のゲーム制作企業のメンター1〜2名で構成された5チームで制作が進められます。
午前中はほとんどのチームで各メンバーの役割や2日間のスケジューリングを考えつつ、お題に沿ったキーワードを出しながら積極的なディスカッションが行われていました。
昼食後は早々に各役割に分かれて手を動かし始めるチームもあり、各チームそれぞれのペースで制作が進んでいきます。

中間発表
夕方の中間発表では、馬場さんや運営スタッフが各チームのテーブルをまわり、企画の内容や制作の進捗の確認を行いました。
不足している部分や再検討が必要な部分に対しては馬場さんからアドバイスや宿題が出されます。各チームのメンバーは中間発表後、すぐさま指摘箇所の再検討や今後の制作についてメンターとともにミーティングを行っていました。

ゲーム制作1日目終了→ホテル
20:45に1日目の制作は一旦終了し、河原町六角にある宿泊施設「The Millennials Kyoto」へ。
今夏オープンしたばかりの「The Millennials Kyoto」は、コワーキングスペースも兼ねた話題の施設です。コワーキングスペースにはWi-Fi・コンセントはもちろんキッチンも備わっており、本イベントの宿泊施設には最高の環境。
チェックインした参加者たちは各々のペースで残された制作に取り組んでいました。

 

12月3日(日) 2日目
ゲーム制作2日目

9:00の会場オープンから続々と参加者が到着し、10:00からは早速制作がスタート。
昼には発表の順番を決めるくじ引きも行われ、発表会が近づくにつれて会場全体がピリピリと緊張した空気に。

発表会
そして、16:00に制作時間は終了し、いよいよ発表会です。
発表会には各企業の方々や行政、教育機関の方など多くの方にお越しいただき、参加者の皆さんの成果を発表することができました。
ポノスチーム、トーセチーム、Skeleton Crew Studioチーム、キュー・ゲームスチーム、クラウドクリエイティブスタジオチームの順で発表が行われ、制作の全プログラムが無事終了いたしました!

懇親会&結果発表
発表会の後は3階会場に移動してお疲れ様&懇親会。
2日間ゲーム作りに打ち込んだ参加者たちはメンターからのアドバイスに耳を傾けたり、参加者同士連絡先を交換したり、と制作中の張り詰めた様子から一転して和やかな雰囲気で交流を深めていました。そして、交流も落ち着いた頃にゲーム作品の結果発表が行われました。
今回はトーセチーム「うさinVolt」が見事受賞!
京都市によるトロフィー授与式、ファシリテーターやメンターからの講評、記念撮影が行われ、盛況のうちに幕を閉じました。

今回のゲームジャムは初めての試みでしたが、参加者はもちろんのことイベントに興味を持っていただいた多くの方に京都のゲーム企業を知っていただく新しいきっかけにもなったのではと感じています。
最後に、主催の京都市さんをはじめ京都CMEX実行委員会、協賛・協力企業、ファシリテーター・メンターとしてご協力いただいた企業の皆様、そして、なにより今回のイベントにチャレンジしてくれた参加者の皆様、ありがとうございました!

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