京都ヒストリカ国際映画祭
公式連動イベント
HISTORICA X 2024
AIの限界を超える、感情と共感を生むIP戦略

「HISTORICA X」は前身をKyotoVREXと称し2017年から始まりました。
2019年から公式に「京都ヒストリカ国際映画祭」との連動企画として「HISTORICAXR」として開催し、前年から「HISTORICA X」と時代や技術の流れとともに名称を変更しております。
今年のテーマは「AIの限界を超える、感情と共感を生むIP戦略」
生成AIがクリエイティブ業界のあらゆる領域に進出する現在、新たな表現を実現するとともに、従来のクリエイターに脅威を感じさせているのもまた事実です。
ですが、だからこそ、ゼロイチでクリエイティブな知的財産(IP)を生み出すことの意義を、ハリウッドの第一線で活躍しているトランスメディアプロデューサー、Jeff Goemez氏と国内のIPクリエイター/プロデューサーと共に検証していきます。

開催概要

開催名称 Historica Cross Border Conference in 京都ヒストリカ国際映画祭
開催日時 2024年12月8日 13:00〜17:00
会場 京都文化博物館 本館 6F
定員(オフライン)  100名 
参加費 無料
主  催 京都ヒストリカ国際映画祭実行委員会 ITコンソーシアム京都 立命館大学 映像学部クリエイティブ産業研究グループ 立命館大学ゲーム研究センター(RCGS) 京都クロスメディア推進戦略拠点(KCROP) 京都府 公益財団法人京都産業21 京都府雇用創造推進協議会

セミナープログラム

京都ヒストリカ国際映画祭  特別セミナー (50分) 【時間】13:00~13:50

バーチャル・プロダクションに見る映像制作の未来

【内容】
革新的なバーチャル・プロダクションという最先端技術が、現在、大ヒット作から独立系プロジェクトまで様々なシーンにおいて採用されています。
このテクノロジーが映画業界をどのように変革しつつあるのかあらゆるレベルの映画制作者にもたらす、実用的なアプリケーションや費用対効果の高いソリューション、さらに創造的な可能性について考察します。

【ゲスト】

Adrienne Lunson エイドリアン・ランソン
バーチャルプロダクションプロデューサー


HISTORICA X 特別講演①(60分) 【時間】14:10~15:10

メディアコンヴァージェンス時代におけるIP創造において肝となるコレクティブ・ジャーニーのデザインとは

【内容】
現在、ハリウッドで生み出されたIPの中で最も重要なコンセプトのトランスメディアストーリーテリング(Transmedia Storytelling)があります。
興行収入のトップを支える、マーベルシネマティックユニバースから、アニメ化が話題となっている「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズまで、大規模予算を投じたほとんどの作品がこの方法のストーリーテリングを行っているのです。
ハリウッドの中でも最初期からトランスメディアプロデューサーとして活躍してきたJeff Gomez氏が近年、「ヒーローズ•ジャーニー」(英雄譚の一般的な展開方法でジョージルーカスが最初のスターウォーズを生み出す際に参考にした)の代わりに導入するストーリーテリングの方法として提唱しているのが「コレクティブ・ジャーニー」(群像の旅)と言う考え方です。
この講演では、提唱者自身がその意義やあらゆるメディアが展開される現在においてなぜこの考え方が重要なのかを解説します。

【ゲスト】

Jeff Gomez 氏
Transmedia Producer


ライター/プロデューサーであり、トランスメディアの専門家として知られる。
現在、円谷プロダクションにてトランスメディアプロデューサーを務め、Netflixで配信されたアニメ映画『ウルトラマン・ライジング』にはコンサルタントとして参加した。
また、マーベル・コミックやハリウッドの各スタジオとも協力し、『パイレーツ・オブ・カリビアン』『スパイダーマン』『トランスフォーマー』などのフランチャイズに対し、クリエイティブコンサルティングおよびIP管理のサービスを提供してきた。

Starlight Runner EntertainmentのCEOとして、Collective Journeyメソッドを用いてファンコミュニティの構築に尽力しているほか、コカ・コーラやスパルタンレースといった企業のブランドナラティブの構築にも関わっている。
さらに、政府および非政府組織向けに、社会的および政治的な問題に関する物語の拡張にも貢献している。

通訳:中村 彰憲 氏
立命館大学ゲーム研究センター
第二代センター長


立命館大学映像学部教授、立命館大学ゲーム研究センターセンター長。
主な著作に『中国ゲーム産業史』『中国ゲームビジネス徹底研究』『グローバルゲームビジネス徹底研究』『テンセントVS. Facebook世界SNS市場最新レポート』。

HISTORICA X 特別講演② 【時間】15:15-15:50

世界における映像業界の第一線で活躍できる技術力とクリエイティブ

【内容】

ハリウッドで徹底的に鍛えた造形技術を背景に、アナログ造形からZbrushなどのデジタルスカルプトモデリング、さらには3Dプリンターによる製作まで幅広いプロセスを習得。
日本、ハリウッド、インドといった主要シーンで活躍し、上海での個展開催を通じて世界にその技を発信するAkihito氏が登壇します。
AI技術の活用経験を踏まえつつ、AIを超えたオリジナルコンテンツ創出に必要な「アナログな発想の力」について、自らの豊富な経験を交えて語ります。

【ゲスト】

Akihito 氏
ハリウッドクリエイター


特殊メイクアーティストとして国際的に活躍。
1997年に「TVチャンピオン特殊メイク王選手権」で3連続優勝し、1998年にはアメリカのIMATSでアバンギャルドメイクアップ部門優勝を果たす。
2002年にはウルトラマンコスモスのメイン怪獣デザイナーを務めた後、渡米し、映画『アベンジャーズ』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ジュラシック・ワールド』などでキーアーティストとして特殊造形を担当。
2008年から2018年までアートBOOK「SPECTRUM」で毎年受賞し、2014年にはアート作品集「Heart of Art」を出版。
インド映画『Indian 2』やアマゾン映画『Red One』にも参加し、2024年には上海での個展を予定している。

HISTORICA X ラウンドテーブル 【時間】16:00-17:00

AI普及期においてクリエイティブIPで世界へ勝負をかけるには

【内容】

Coming Soon

【ゲスト】

Jeff Gomez 氏
Transmedia Producer


ライター/プロデューサーであり、トランスメディアの専門家として知られる。
現在、円谷プロダクションにてトランスメディアプロデューサーを務め、Netflixで配信されたアニメ映画『ウルトラマン・ライジング』にはコンサルタントとして参加した。
また、マーベル・コミックやハリウッドの各スタジオとも協力し、『パイレーツ・オブ・カリビアン』『スパイダーマン』『トランスフォーマー』などのフランチャイズに対し、クリエイティブコンサルティングおよびIP管理のサービスを提供してきた。

Starlight Runner EntertainmentのCEOとして、Collective Journeyメソッドを用いてファンコミュニティの構築に尽力しているほか、コカ・コーラやスパルタンレースといった企業のブランドナラティブの構築にも関わっている。
さらに、政府および非政府組織向けに、社会的および政治的な問題に関する物語の拡張にも貢献している。

Akihito 氏
ハリウッドクリエイター


特殊メイクアーティストとして国際的に活躍。
1997年に「TVチャンピオン特殊メイク王選手権」で3連続優勝し、1998年にはアメリカのIMATSでアバンギャルドメイクアップ部門優勝を果たす。
2002年にはウルトラマンコスモスのメイン怪獣デザイナーを務めた後、渡米し、映画『アベンジャーズ』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ジュラシック・ワールド』などでキーアーティストとして特殊造形を担当。
2008年から2018年までアートBOOK「SPECTRUM」で毎年受賞し、2014年にはアート作品集「Heart of Art」を出版。
インド映画『Indian 2』やアマゾン映画『Red One』にも参加し、2024年には上海での個展を予定している。

村上 雅彦 氏
スケルトンクルースタジオ代表取締役社長


株式会社Skeleton Crew Studioの代表取締役であり、一般社団法人日本インディペンデント・ゲーム協会の理事。
2001年に渡米し、サンフランシスコの美術大学を卒業後、ゲーム業界に参入。
2009年に帰国し、京都のゲーム会社で経験を積んだ後、2016年に独立して「株式会社Skeleton Crew Studio」を設立。
現在はゲーム開発を中心に、VR/AR、バーチャルイベントシステム、NFTなど様々な分野で新しい挑戦を展開している。

イシイジロウ 氏


イシイジロウは、トランスメディアクリエイターおよびプロデューサーとして、ゲーム、アニメ、映画、舞台、音楽、体験型エンタメなど多様なメディアで革新的な物語体験を創出している。
代表作『428 〜封鎖された渋谷で〜』や『タイムトラベラーズ』ではゲームデザインと物語構成に高い評価を得、映画や舞台、アニメではそれぞれ異なるメディアの特性を活かし、連動したストーリー展開を実現。
株式会社ストーリーテリング設立後は、『モンスターストライク』のアニメ・コンシューマゲームのストーリー、『文豪とアルケミスト』のゲーム・アニメ・舞台の世界観監修、『新サクラ大戦』のゲーム・アニメ・舞台・コミックのストーリーおよび監修など、複数のプラットフォームを横断し、物語の拡張と深みを追求。
ビジネス書『IPのつくりかたとひろげかた』『ストーリーのつくりかたとひろげかた』を執筆。
現在では様々なエンタティンメント企業での講演、コンサルティングにも忙しい。

モデレーター:中村 彰憲 氏
立命館大学ゲーム研究センター
第二代センター長


立命館大学映像学部教授、立命館大学ゲーム研究センターセンター長。 主な著作に『中国ゲーム産業史』『中国ゲームビジネス徹底研究』『グローバルゲームビジネス徹底研究』『テンセントVS. Facebook世界SNS市場最新レポート』。



クロージング 【時間】17:10-17:30

細井 浩一 氏
ZEN大学教授/コンテンツ産業史アーカイブ研究センター所長


伝統芸能から近年のポップカルチャーにいたる様々な日本文化資源を総合的なデジタルアーカイブとして確立し、地域および産学公連携に立脚する新しい社会ビジネスモデルと連動させることによるコンテンツ分野の活性化に関心を持つ。 デジタルゲームの長期保存に取り組むゲームアーカイブ・プロジェクトは、産学公連携によるゲームの包括的な社会的保存活動として1990年代後半から現在まで継続している。主な著書に『ファミコンとその時代』NTT出版、などがある。

【リンク先】 細井研究室ウェブサイト http://www.hosoik.net/

会場アクセス

会場:京都文化博物館 本館6F
※近隣に駐車場はございませんので、公共交通機関をお使いの上お越し頂きますようお願いいたします。

-公共交通機関をご利用の方-
・地下鉄「烏丸御池駅」下車【5】番出口から三条通りを東へ徒歩3分  駅周辺図
・阪急「烏丸駅」下車【16】番出口から高倉通りを北へ徒歩7分  駅周辺図
・京阪「三条駅」下車【6】番出口から三条通りを西へ徒歩15分  駅周辺図
・JR・近鉄「京都駅」から地下鉄へ
・市バス「堺町御池」下車、徒歩2分




感染対策について

本イベントの感染対策については
同施設内で開催される京都ヒストリカ国際映画祭のページをご確認ください。
https://historica-kyoto.com/join/

問い合わせ先



京都クロスメディア推進戦略拠点
e-mail:yokota@crossmedia.kyoto






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