第6回VFX技術者交流会in京都-GDC情報編-

2017年5月31日
日  時
2017年5月27日(土)14:00~20:00
会  場
西陣産業創造會舘
参加
69名
料  金
無料
主  催
VFX技術者交流会/株式会社クリーク・アンド・リバー社/京都クロスメディア推進戦略拠点/京都市/公益財団法人京都産業21/京都次世代ものづくり産業雇用創出プロジェクト推進協議会

講師

・後藤 誠 氏(マッチロック株式会社)
・Russell Wardinsky 氏(株式会社 Skeleton Crew Studio)
・松林 尚理 氏(株式会社Aiming大阪スタジオ)

プログラム内容

1)『GDC17 VFX Bootcamp参加報告』(講師:後藤 誠 氏)
2)『海外グラフィックスのトレンド』(講師:Russell Wardinsky 氏)
3)『GDC2017に関する報告』(講師:松林 尚理 氏)

報告レポート

今回は、ゲーム開発を行う技術者の方々を対象としたスキルアップを目的とした勉強会です。2月末にアメリカ・サンフランシスコで開催されたGDC(Game Developers Conference)で発表された内容を中心とした海外の技術情報を3名の講師に講義いただきました。
GDCとは、ゲーム開発に携わる技術者の世界最大のイベントで、毎年アメリカで開催されています。世界各地から集まったゲーム開発者たちによる発表や提案は毎回注目を集め、多くのゲーム技術者にとって非常に重要なイベントとして位置づけられています。そのような貴重なイベントの内容を関西で得る機会は普段なかなかないため、ゲーム開発の技術者や勉強中の学生の方々を中心に京都内外から多く参加いただきました。
各講義では、GDCでの報告をもとに具体的なエフェクトの組み合わせや作業工程などについて分かりやすく解説いただき、3時間以上の講義にもかかわらず参加者も熱心に受講されているのが印象的でした。
また、講義終了後は、講師も交えての懇親会およびキャリア相談会も開催いたしました。懇親会でも参加者同士が情報交換や映像を見ながら討論するなど、積極的に交流を行っていました。京都で開発者向けのレベルの高い勉強会を開催する機会は今まで多くなかったこともあり、参加者からはHoudiniやモバイルでも対応できるエフェクトも今後取り上げてほしい、というお声をいただきました。今後KCROPとしても継続的に企画・開催を行っていければと感じる有意義な勉強会でした。

記録写真