SPEKTRA Volume 4.0.0 : Programming GPU based real-time graphics with TouchDesigner
- 日 時
- 2018年5月20日(日)12:30~19:00
- 会 場
- MTRL KYOTO
- 参加者
- 35名
- 料 金
- 2,000円
- 主 催
- SPEKTRA
- 共 催
- 京都クロスメディア推進戦略拠点/京都府/公益財団法人京都産業21/京都次世代ものづくり産業雇用創出プロジェクト推進評議会
- 協 力
- 1-10, Inc./MTRL KYOTO
講師
Yutaka “FMS_Cat” Obuchi 氏
Takayosi Amagi 氏
Ayumu Nagamatsu 氏
プログラム内容
1)イントロダクション
2)GLSLによるポストプロセッシング(Takayosi Amagi 氏)
3)ジオメトリシェーダによるメッシュ制御(Ayumu Nagamatsu 氏)
4)フラグメントシェーダによるグリッチおよびノイズフィルタ(Yutaka “FMS_Cat” Obuchi 氏)
5)交流会
報告レポート
ご好評いただいているビジュアルプログラミング環境TouchDesignerの第4回目のワークショップを5月20日(日)MTRL KYOTOにて開催いたしました。今回は初めてプログラマを対象として、より具体的な内容や応用について学んでいきました。
まずはじめに、Amagi氏による講義です。いくつかTouchDesigner上で表現方法が違う完成サンプルを用意し、その表現方法がどのようにプログラムコード上で組まれているかを参加者と共に一つ一つコードを組みながら講義が進んでいきます。Amagi氏自身が製作を通して培った経験をもとに表現の調整などの細かい部分に対してもコーチングしていただきました。
続いて、Nagamatsu氏からはジオメトリシェーダによるメッシュ制御について解説いただきました。特に、OPENGLSL(OpenGL Shading Language)を使ったTouchDesignerの表現の仕方を重点的にお話いただき、参加者の方々も自身の熱心に課題に取り組んでいました。
最後は小渕 豊氏によるフラグメントシェーダによるグリッチおよびノイズフィルタについての講義でした。こちらも完成サンプルを用意し完成サンプルの表現のコードの書き方や、今流行の表現の方法などをお教えいただきました。
今回は初のプログラマ向けのワークショップとなり、やはりかなりレベルの高い内容になりましたが、今回も多くの方にご参加いただき満席での開催となりました。
今回のようにコードで自身の表現方法を共有するのは難しく、持っているノウハウを出したくない企業もありますが、講師の方々はあくまで個人で集積したノウハウを3Dリアルタイムモーショングラフィックを目指すクリエイターの為に登壇いただきました。次回以降もクリエイターのスキルアップに繋がる企画を展開していきたいと思います。