ゲーム海外展開セミナー

2018年6月12日
日  時
2018年5月24日(木)18:00〜20:00(受付17:30 開始)
会  場
TKP京都四条烏丸カンファレンスセンター カンファレンスルーム2B(京都市下京区仏光寺通室町東入釘隠町247)
参加
60名
料  金
無料
主  催
京都クロスメディア推進戦略拠点/京都府/公益財団法人京都産業21/京都次世代ものづくり産業雇用創出プロジェクト推進評議会
共  催
株式会社アクティブゲーミングメディア

講師

イバイ・アメストイ 氏(株式会社アクティブゲーミングメディア 代表取締役)
ロメイン・ボヴェリ 氏(株式会社アクティブゲーミングメディア サービス部 ローカライズ プロジェクトマネージャー)
管原 アリース 氏(株式会社アクティブゲーミングメディア サービス部 LQA担当)

プログラム内容

1)海外展開を成功させるには?(イバイ・アメストイ 氏)
2)ローカライズのバタフライ効果(ロメイン・ボヴェリ 氏)
3)LOCALIZATIONのより詳しい考え方へ(管原 アリース 氏)

報告レポート

ゲーム作品を海外配信する際には必ずローカライズという制作工程が発生します。今回はそのローカライズにスポットを当て、今後のゲームを中心としたコンテンツの海外展開に役立てていただくことを目的にセミナーを開催いたしました。講師には、日本におけるゲームローカライズの第一線で活躍する株式会社アクティブゲーミングメディアの方々に登壇いただきました。
内容はローカライズについての基礎的な講義ですが、ローカライズと一言で言っても取り組むためには留意すべき点が多くあります。日本と海外のゲーム市場の差や海外で求められるゲームの傾向など、ゲームを海外発信する際に抑えておくべき基本はもちろんのこと、質の高いローカライズを提供するための進行管理の重要性、様々な国や地域の環境や文化に沿った翻訳をすることで世界各国でゲームを楽しんでもらえることなど、実際に携わっているからこその実体験を交えた講師陣からのリアルな意見を伺うことができ、参加者の方々も熱心にメモをとりながら話に聞き入っていました。セミナー終了後には参加者同士の意見交換や交流を行える懇親会も開催し、非常に内容の濃いセミナーを開催することができました。
なお、今回は京都のゲーム企業の方だけでなく個人のゲームクリエイターや今後ゲーム翻訳にも携わりたいとお考えの翻訳者、そして今後ゲーム業界に入ってくる予定の京都の学生など幅広い方々にご参加いただきました。アンケートではセミナーの内容も好評で続編を希望する声などもいただきましたので、いただいた意見を今後のセミナー企画・運営につなげていけるようにしたいと考えております。

記録写真