ゲーム業界労働環境セミナー/ゲーム、ワーク、ライフ、バランス
- 日 時
- 2018年11月17日(土)14:00〜18:20(受付13:30 開始)
- 会 場
- 美濃利ビル B1F(京都市中京区玉蔵町121)
- 参加者
- 24名
- 料 金
- 無料
- 主 催
- 京都IGS/京都クロスメディア推進戦略拠点/京都府/公益財団法人京都産業21/京都次世代ものづくり産業雇用創出プロジェクト推進評議会
- 協 賛
- IGDA関西
講師
村上 宏文 氏(株式会社ジュピター取締役・開発部部長)
村田 幸史 氏(株式会社ビットグルーヴ代表取締役)
北井 一行 氏(日本ソフィアトータルマネジメント代表/さくら労務管理事務所 特定社会保険労務士)
報告レポート
本イベントは、コンテンツ業界の働き方について焦点を当てたセミナーで、福利厚生や労働環境の改善について京都のゲーム会社2社と社会労務士の方に講演いただきました。まず、株式会社ジュピター取締役・開発部部長 村上宏文氏には「ゲーム業界の労働環境の今と昔」「働くコトの幸せってナニ?」「残業を減らすために取り組んできたこと」「『あたりまえ』をどうやって変えるか?」「効率化と標準化のメリット・デメリット」についてお話いただきました。そして、株式会社ビットグルーヴ代表取締役 村田幸史氏に7年前の設立当時は、決して良かったとは言えない当社の労働環境で、少人数の当社で競争力を維持しつつ、労働環境の改善に、どう折り合いをつけ改善してきたか?についてお話いただきました。また、日本ソフィアトータルマネジメント代表/さくら労務管理事務所 特定社会保険労務士 北井一行氏に労働者や事業主、人事労務担当者などを対象に、「安心」して「働く」ための労使をつなぐルールである「労働契約」について解説していただきました。
なかなか自社の労働環境についてお話しづらい中小コンテンツ企業様からの労働環境のお話は非常に珍しく、まだ産業として若いゲーム業界というコンテンツ企業がどのように自社のサービスと労働環境の折り合いをつけようとしてきたかをお話いただきました。今業界にいる人事管理の方や、これから業界を目指す学生の方に、環境改善にこれだけの思考錯誤を行い改善に努めることが重要であり、非常に参考になったとお声がたくさんございました。