ドローンセミナー-ドローンの変容と新たな映像世界
- 日 時
- 2019年1月14日(月・祝)13:00~16:00(受付12:30 開始)
- 会 場
- Impact Hub Kyoto(京都市上京区甲斐守町97)
- 参加者
- 46名
- 料 金
- 無料
- 主 催
- 一般社団法人ドローン撮影クリエイターズ協会(DPCA)/立命館大学映像学部中村ゼミ/京都クロスメディア戦略推進拠点(KCROP)/京都府/公益財団法人京都産業21/京都次世代ものづくり産業雇用創出プロジェクト推進協議会
- 共 催
- 一般社団法人 地域再生・防災ドローン利活用推進協会(RUSEA)/ドローン・テクノサポート株式会社(DTS)
- 協 賛
- 株式会社アユート
講師
・坂口 博紀 氏(DPCA会長、大阪芸術大学写真学科 客員教授)
・増田 勝彦 氏(株式会社シネマレイ代表取締役、DPCA参事、RUSEA愛知第一支部、TINY WHOOP JAPAN コミュニティオーナー)
プログラム内容
1)現状のドローン活用事例とこれからのドローンの可能性
2)マイクロドローンの映像って?活用事例って?そんな人のためのセミナー
3)最新機種ドローン会場内デモ/マイクロドローンフライトデモ
報告レポート
今回は、普段KCROPのセミナーに申し込みしてもらえるようなコンテンツ系企業はもちろんのこと、すでにドローンを使ったお仕事をしている方からドローンに興味を持っている映像系の大学生、そして産業系の企業や防災関連の行政関係者まで幅広い層に参加いただくセミナーとなりました。
一つ目の講演ではDPCAの会長や、大阪芸術大学写真学科の客員教授でもある坂口博紀氏に「現状のドローン活用事例とこれからのドローンの可能性」というテーマでお話いただだき、坂口氏のドローンと出会ったきっかけからドローンの昔と今の活用法の広がり、そして実例や撮影した映像を使っての技術まで詳細に説明があり、AIやコンピュータ技術をつかっての農業分野や防災への活用法をお話いただきました。特に、まだ一般販売されていない機体に搭載されている「赤外線カメラ」には、実際に災害時の人命捜索や建物や地形の損害状況確認で大きく貢献したお話は、今後のドローンの需要やドローンの可能性広がっていく事が想像しやすく、会場も大きく頷く場面が多く見られました。続くプログラムでは株式会社シネマレイの代表であり、DPCAの参事である増田氏に「マイクロドローンの映像って?活用事例って?そんな人のためのセミナー」のテーマでお話いただきました。増田氏からは、こちらもTV番組で災害救助を想定して出演された映像を元に、瓦礫や倒壊した建物があるような被災地で人命捜索が困難な場面でも通常のドローンが入り込めない小さなスペースに入れる利点やカメラアングルが変更できない故の下方向への捜索が困難なデメリットなども説明がありました。また、実際にレースなどにも使われているマイクロドローンは、中型・大型のドローンに比べて価格帯も低く手に入りやすいため、実際に増田氏が組み上げて使用している機体の仕様なども、資料で公開してもらえたため参加者も写真を撮ったりとマイクロドローンに興味を示してもらえました。また、その後のフライトデモでは人や物に当たっても安全なマイクロドローンを使って、会場内のイスの下や天井裏まで飛び回る画像がスライドで共有されました。