ゲームサウンドクリエイターセミナー

2019年3月7日
日  時
2019年2月26日(火)18:30~20:45(受付18:00 開始)
会  場
TKP京都四条駅前カンファレンスセンター(京都市下京区)
参加
26名
料  金
無料
主  催
京都クロスメディア推進戦略拠点/京都府/公益財団法人京都産業21/京都次世代ものづくり産業雇用創出プロジェクト推進評議会

講師

・大久保 悟 氏(株式会社プラスシグナル代表取締役)
・大久保 潤 氏(株式会社ゆにクリエイト コンポーザー)
・谷口 光 氏(フリュー株式会社 統括プロデューサー)

プログラム内容

1)ゲーム業界におけるサウンドクリエイターのキャリアプランニング
2)フリーランスサウンドクリエイターの実態
3)パネルディスカッション

報告レポート

ゲームサウンドに関するセミナーが非常に少ない事もあり、平日夕方からの開催ではありましたが、30名近い方々にご参加いただき開催することができました。
まず最初のプログラムではゲーム企業を長く勤務され、最近独立した大久保悟氏から「ゲーム業界におけるサウンドクリエイターのキャリアプランニング」のテーマでお話いただきました。クリエイター志望者へゲーム業界での効率的なキャリア形成方法を伝え、クリエイターに発注する側の企業担当者に対しても、クリエイターが感じているメッセージや今後も関係を良好にしていくための提案などもあり、アンケート結果にも出ていましたが満足度の高いプログラムでした。
次のプログラムでは企業の外注作家として10年近く活動されている大久保潤氏からクリエイター目線でも話をしていただきました。自身がサウンドクリエイターを目指したきっかけや主な仕事内容、そして収入面やフリーとして続けていくために大切なことなどを伝えて会場を盛り上げて最終プログラムへと移りました。 最後はこれまでのゲストお二人にもう一人ゲーム会社のプロデューサー兼サウンド担当の谷口氏の三人でパネルディスカッションでした。参加者の内訳としてクリエイター志望者よりもゲーム企業勤務の発注側の参加者が多かったため、このセッションでは企業側へのメッセージを多く発信し、実際にあった実例などを使ったケーススタディや、各社が考えるそれぞれのサウンド制作の相場感など、企業間交流の場でもなかなか出てこないサウンドクリエイターという職種なので、貴重なお話をしていただいて大きく場も盛り上がってイベントも終了しました。回収したアンケートでも今回イベントの継続を望む声や、使用機材やツールについても詳しく知りたいなど、多数のご意見をいただいたので、またどこかで機会があるならば継続して支援を続けていければと思います。

記録写真