ものづくり× キャラクター 第1回 キャラクター活用ビジネス勉強会

2017年8月7日
日  時
2017年7月28日(金)15:00〜17:00(受付14:30 開始)
会  場
第八長谷ビル 8階(京都市下京区大政所町680-1)
参加
30名
料  金
無料
主  催
京都クロスメディア推進戦略拠点/京都市/公益財団法人京都産業21/京都次世代ものづくり産業雇用創出プロジェクト推進評議会

講師

(メイン講師)
陸川 和男 氏(一般社団法人キャラクターブランド・ライセンス協会 理事/事務局長、産業能率大学 コンテンツビジネス研究所 客員研究員)
(ゲスト講師)
増田 弘道 氏(株式会社ビデオマーケット 常任監査役)

プログラム内容

アニメビジネスの基礎を学ぶ アニメ制作から商品開発まで~アニメビジネスの構造~
『キャラクター活用ビジネスの概要と勉強会の心構え』について(陸川 和男 氏)
『アニメ制作から商品開発まで~アニメビジネスの構造~』(増田 弘道 氏)

報告レポート

本イベントは、商品化を始められる企業様を対象として、約5ヶ月間にわたって各回テーマを設け商品化について学ぶ勉強会です。初回となる今回は、「アニメビジネスの基礎を学ぶ」というテーマで、メイン講師である株式会社キャラクター・データバンクの陸川和男氏、ゲスト講師である株式会社ビデオマーケット増田弘道氏にご登壇いただきました。
まずはメイン講師の陸川氏からキャラクタービジネスを始めるにあたっての心構えや基本の部分である市場構造やキャラクターを活用するメリットなどについてお話しいただきました。陸川氏によるとキャラクター商品の需要は多く見られますが、商品化をする企業の新規参入が昔に比べ難しくなっているようです。なので、商品化をする際には、作品やキャラクターをちゃんと理解していることやライセンサー(権利元)が何を基準にして商品化の許諾を出しているのかを知っておくことが重要だと述べられました。
後半では、ゲスト講師の増田氏にもう一歩踏み込んで、今後商品化で深く関わっていくアニメ作品について講義いただきました。日本におけるアニメ市場の概略からアニメ作品がどのような権利構造で作られ、どのように売上が発生しているのか、という普段知ることのできないアニメ業界の現状をわかりやすく教えていただきました。
アニメ作品は「使い勝手のいい」コンテンツであり商品化を含め様々な分野での活用領域が広がってきていますので、新しいビジネスチャンスがまだまだあるのではないかと感じました。今回は第1回目として商品化の基礎を学びましたが、今後様々な角度から商品化についての学びを深め、最終的にはキャラクター商品を作ることを目標に進めていきます。

記録写真