ものづくり× キャラクター 第2回 キャラクター活用ビジネス勉強会

2017年9月8日
日  時
2017年8月24日(木)15:00〜17:00(受付14:30 開始)
会  場
第八長谷ビル 8階(京都市下京区大政所町680-1)
参加
29名
料  金
無料
主  催
京都クロスメディア推進戦略拠点/京都市/公益財団法人京都産業21/京都次世代ものづくり産業雇用創出プロジェクト推進評議会

講師

(メイン講師)
陸川 和男 氏(一般社団法人キャラクターブランド・ライセンス協会 理事/事務局長、産業能率大学 コンテンツビジネス研究所 客員研究員)
(ゲスト講師)
福田 純一 氏(村下法律特許事務所 弁護士・弁理士)

プログラム内容

ライセンシングビジネスの権利構造を学ぶ〜ライセンシングビジネスにおける権利保護と契約の基礎〜
『ライセンシングビジネスにおける権利保護と契約の基礎』について(陸川 和男 氏)
『ライセンシングビジネスの権利構造を学ぶ』(福田 純一 氏)

報告レポート

キャラクター活用ビジネス勉強会の第2回目となる今回は、商品化をする上で必ず知っておかなくてはならない『権利』関係について学びました。
ライセンスビジネスを行うにあたって使用する著作物(キャラクターコンテンツ)は法律で保護されています。キャラクター活用商品を作る場合には必ず利用条件を定めた契約書締結が必要になるため、正しい知識を持つことの重要性を冒頭に陸川さんからお話しいただき、具体的な内容として弁護士・弁理士の資格を持つ福田氏にライセンシングビジネスの権利構造について講義いただきました。
まずは基本的な項目の確認としてライセンサー・ライセンシーの役割をはじめとして、コンテンツを活用した商品デザインの権利は制作したデザイナー(企業内デザインであれば企業)が権利を有することなど、権利の所在を丁寧に整理してお話しいただきました。そして、契約書締結の際に注意して確認しておくべきポイントについても言及され、いつもの契約書だからと言って読み流して不利な契約を結んでしまうことのないように、と述べられました。
最後には講義内容をクイズ形式で復習して理解を深める時間や質疑応答の時間も設けられ、参加者が熱心にメモを取っている様子が印象的でした。

記録写真