京都ヒストリカ国際映画祭連動イベント「HISTORICA×VR」
- 日 時
- 2018年10月28日(土)11:00~17:30
- 会 場
- 京都文化博物館 別館
- 参加者
- 25名
- 料 金
- 無料
- 主 催
- KYOTO V-REX実行委員会/京都ヒストリカ国際映画祭実行委員会/京都クロスメディア推進戦略拠点/京都府/公益財団法人京都産業21/京都次世代ものづくり産業雇用創出プロジェクト推進評議会
セミナー講師
高沢 智也 氏(株式会社IMAGICAウェスト デジタルプロダクション・ディビジョン VRディレクター)
出展企業
株式会社クラウドクリエイティブスタジオ
株式会社x10studio
Skeleton Crew Studio Inc.
Gen8-GENERATE- by IMAGICAウェスト
プログラム内容
1)セミナー 「「Motion Archive®」とVRコンテンツへの取組みについて」
2)VR展示ブースでの京都企業のVR作品体験
報告レポート
今回は、京都V-REXとしては第2回目となるイベントであり、同時期に開催されている京都ヒストリカ国際映画祭と連携しての開催となりました。
昨今、国内外でVR(バーチャルリアリティ)を活用した新たな映像体験が注目され、映画産業においても世界の映画祭でVR作品の上映が行われています。そのような背景もあって、今回は世界でただ一つの歴史映画の祭典である「京都ヒストリカ国際映画祭」と連動し、映像分野でのVRの可能性を探ります。
セミナーでは、VRを活用したデジタルアーカイブ事業を展開し、なおかつ、映画業界との親和性も高い株式会社IMAGICAウェストに登壇いただきました。お話の中ではデジタルアーカイブ事業にVRを導入する決め手として3次元でよりリアルな記録を確認することができることであることを挙げ、実際に記録撮影した大相撲の映像を使いながら具体的に解説しておられました。また、セミナー後半では出展企業にも登壇いただき、映像分野におけるVRの展開と現状についてトークセッションも行いました。
今回は映像分野での展開を意識した展示やセミナーだったため、前回より映像制作に携わる方が多く来場いただいたように感じます。出展企業のブースでも多くの方にVR作品をご体験いただき、体験後に熱心に出展企業に質問する参加者の様子が印象的でした。ゲームでの展開が目立つVRですが、ゲーム以外の分野での活用も今後広がるようなプログラムも開催していきたいと考えています。