映像制作者向け UE4で作る映像制作ワークショップ

2018年3月13日
日  時
2018年3月4日(日)13:00~17:00
会  場
京都コンピュータ学院 京都駅前校
参加
31名
料  金
無料
主  催
京都クロスメディア推進戦略拠点/京都府/公益財団法人京都産業21/京都次世代ものづくり産業雇用創出プロジェクト推進評議会
共  催
株式会社Indie-us Games

講師

中村 匡彦 氏(株式会社 Indie-us Games 代表取締役)

プログラム内容

1)UE4での映像制作について
2)シーケンサー操作の基本
3)制作ワークフローについて
4)カメラカットとカメラワーク
5)カスタムレンダーパスとコンポジット

報告レポート

本ワークショップは、Unreal Engineのスキルアップを目的とした勉強会です。UEはゲーム開発のツールとして一般的に知られていますが、昨今はゲーム制作以外の分野でも注目を集めており、今回は映像制作の分野に絞ってUnreal Engine(以下UE4)の活用について学びました。
具体的には、講師と一緒に「シーケンサー」というUE4の中にあるカットシーン作成用エディタを使って実際に短いムービーを制作する内容で行いました。After Effectなどの動画編集ツールを使っている人は見慣れた似たユーザーインターフェースで、リアルタイムのカットシーンを作成する事ができるようになる内容です。 まず、簡単なシーケンサーについての説明の後に、UE4内の人物モデルと無料の背景などを使用して、プロジェクタに投影した講師のお手本操作をもとに各自のPCで作業をしてもらいました。講師の操作とともに参加者も手を動かしながら制作を行うスタイルで行われ、操作につまづいた参加者がいれば講師かボランティアの学生がサポートし、最終的には2分程度のムービーを制作して技術を習得いただきました。
参加者の業界も様々で、ゲーム業界や映像制作業界を中心に建築業界やフリーランス、業界志望の学生まで幅広く参加いただき、ワークショップ終了後にはそれぞれの業界の現状について話したり、企業参加者からフリーランスの方にはお仕事の相談があったりと活発な交流が行われていました。また、今回は短期間の募集にもかかわらず多くの申し込みをいただいたこともあり、今後もコンテンツ業界の方々のスキルアップに役立つ勉強会を開催していきたいと考えています。

記録写真