VR体験型展示「スタン・サカイの世界 ~兎用心棒:二条城・忍者道場篇~」 関連トークイベント アメコミ『兎用心棒』の魅力
この度、京都国際マンガミュージアムにて4月15日(土)〜5月7日(日)の期間で開催されますVR体験型展示イベント「スタン・サカイの世界 ~兎用心棒:二条城・忍者道場篇~」の関連イベントして、現在、来日中のスタン・サカイ氏をお招きしてトークショーを行います。
『兎用心棒』は、30年以上続き、14ヶ国で翻訳本が出版されている世界で人気のアメリカン・コミックで、名作『のらくろ』やアニメ『名探偵ホームズ』、『ズートピア』のようなジャンルに位置づけられる動物擬人化作品です。舞台は17世紀の江戸時代、主人公は君主を失った浪人・宮本兎が旅をしながら成長していくサムライ物語です。日本の歴史や文化を丹念にリサーチし、また、黒澤映画や稲垣浩監督など日本の時代劇、神話、妖怪モノなどへのオマージュも多く含まれており、数々の賞を受賞しています。
トークショーでは『兎用心棒』の世界観やストーリーなどの紹介と、キャラクター誕生の経緯や物語のアイデア、海外での反応など作品にまつわるエピソードをお聞きし、また、海外から見た時代劇の魅力と可能性を掘り下げます。
より多くのクリエイターに「海外からみた時代劇の魅力」をスタン・サカイ氏のトークから学んで、時代劇コンテンツの制作にチャレンジして欲しいと思います。
また、世界で人気の高い「ミュータント・ニンジャ・タートルズ」のテレビ番組新シリーズに、兎用心棒の主役・宮本兎もレギュラー出演することが決定しており、商品化などに興味がある方も対象となります。
開催概要
- 日 時
- 2017年4月15日(土) 13:00〜15:00 (受付開始 12:30~)
- 会 場
- 京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー6/和室
- 定 員
- 30名(先着順)
- 料 金
- 無料 ※ミュージアムへの入場料は別途必要です
- 参加方法
- 事前申込不要
VR体験希望者の方には12:30から整理券を配布致します。
先着順となりますので、希望者多数の場合は、VR体験ができない場合もありますこと予めご了承下さい。 - 主 催
- 京都クロスメディア推進戦略拠点(KCROP)、京都府、京都市、公益財団法人京都産業21、
京都次世代ものづくり産業雇用創出プロジェクト推進協議会、 京都国際マンガミュージアム、株式会社x10studio
タイムスケジュール
13:00〜13:15 『兎用心棒』の作品紹介
13:15〜14:00 トークイベント「『兎用心棒』の魅力」 講師:スタン・サカイ氏 聞き手:森脇清隆氏
14:00〜14:05 ギャラリー6から展示イベント会場(和室)へ移動
14:05〜15:00 サカイ氏によるライブドローイングイベント後、サイン会や質疑応答など交流会
※15時以降のVR体験イベントに参加ご希望の方はエントリーフォームの参加希望プログラムの「②VR体験」にチェックを入れて下さい。
VR体験希望者の方には12:30から整理券を配布致します。先着順となりますので、希望者多数の場合は、VR体験ができない場合もありますこと予めご了承下さい。
プロフィール
京都で生まれ、ハワイ州に育ち、ハワイ大学で美術を学んだ後、カリフォルニア州パサデナにあるアート・センター・カレッジ・オブ・デザインに入学。
セルジオ・アラゴネスのGroo the Wanderer等でレタリング担当し、アメコミ界でのキャリアをスタート。兎の侍の叙事伝『兎用心棒』の制作で人気を博す。老舗のマーベルコミックでも活躍。「スパイダーマン」「Star Wars」「キングコング」「47Ronin」等有名作品にもアーティストとして参加。
「兎用心棒」は、マンガ界のアカデミー賞といわれるアイズナー賞を3回、ペアレンツ・チョイス・アワード、アメリカ図書協会賞、スペインのコミック界のハクスチャー・アワードなど内外で数々の賞を受賞。オレゴンのポートランド大学では、日本史のテキストとして採用。
VR体験型展示イベント「スタン・サカイの世界 ~兎用心棒:二条城・忍者道場篇~」
- 日時
- 2017年4月16日(日)〜5月7日(日)の土・日・祝 10:00〜17:00
- 会場
- 京都国際マンガミュージアム 2階 和室
<VRコンテンツ>
専用の機器を付けて、以下のVRコンテンツを体験いただけます。(お一人様につき、下記から一つお選びいただけます)
①「猫忍者道場ゲーム (体験版)」(約6分)
『兎用心棒』でも活躍する、猫忍者族の忍者になるトレーニングゲーム。手裏剣と刀のレッスンを受ける事ができます。
②「江戸時代の二条城体験」(約6分)
大政奉還150年メモリアルイヤーにあたる今年、当時の二条城の天守閣や城の敷地内をスタン・サカイ先生のキャラクターとふれあいながら体験することが出来ます。
また、会場では、京都観光に役立つ二条城の歴史パネルや、兎用心棒キャラクターグッズのサンプル展示、英語版コミックの展示も行います。
※機材トラブルなどにより、中止もしくは内容を変更する場合がございます。事前にご了承下さい。