初のオンライン開催!
映画字幕ワークショップ~字幕翻訳現場を体験できる2Days入門ワークショップ~

本セミナーは好評につき受付を終了いたしました。たくさんのお申し込みありがとうございました。
2015年より開催している映画字幕制作の入門ワークショップを今年度はオンラインで開催いたします。翻訳者や字幕ディレクターを招いて、実務や制作事例の紹介からプロが使用している字幕制作ソフトウェアのデモンストレーションなど、字幕翻訳の基礎から制作の実務まで幅広く学べる内容になります。また例年よりコンパクトな授業形態で、オンラインでも受講しやすくなっています。

1日目は、字幕制作のルールや翻訳の基礎から、これまでの字幕制作環境の変化や業界の現状まで、映画字幕の全体像を掴めるプログラムとなっています。
2日目は、このワークショップをきっかけにデビューした翻訳者と字幕ディレクターとのトークを行います。加えて、プロが字幕制作の現場で使っているソフトウェアをデモンストレーションします。またトライアルコースの詳細説明も実施します。
映画字幕の世界を知りたい方から本格的に字幕翻訳者を目指す方まで幅広い方を対象としています。皆様のご参加をお待ちしております。

さらに、本気で字幕翻訳者としてのキャリアを考えている方には「トライアルコース」を今年度もご用意しています。審査に合格された方には、映画字幕ワークショップの講師・ホワイトラインの監修のもと、長編映画1本の字幕翻訳を行っていただくプログラムです。地方に暮らしながら、語学力を活かして映画の仕事をするキャリアづくりを応援します。興味をお持ちの方はトライアルコースもぜひご覧ください。
※トライアルコース詳細はこちらにてご確認ください

開催概要

日  時
2021年2月27日(土)14:00~16:30(60分×2コマ、途中休憩・質疑応答あり)
2021年2月28日(日)11:00~13:30(60分×2コマ、途中休憩・質疑応答あり)
※動画のアーカイブ配信はございません。上記の時間帯にZoomを使ってご参加いただきます。
ツール
zoomミーティング
→申込完了後、開催日の前日までにはミーティングURLをメールにてお知らせします。
参加費
無料
定  員
30名(先着順)
対  象
語学を活かした仕事に就きたい方、制作した映画を海外で上映したい方、映画業界への就職や仕事に興味のある方、映画字幕の世界を知りたい方 等
翻訳言語
英語→日本語
※今回は英語(言語及び台本)から日本語への翻訳を基本とします
※ワークショップは日本語で行います
締  切
2月25日(木)18:00
主  催
京都クロスメディア推進戦略拠点(KCROP)、京都府、公益財団法人京都産業21、京都の未来を拓く次世代産業人材活躍プロジェクト
協  力
京都ヒストリカ国際映画祭実行委員会

プログラム詳細

1日目(2月27日) 「字幕翻訳・制作の基礎講座」60分×2コマ

  • 字幕制作環境の変化、業界の現状について
  • 字幕制作のルールや翻訳の基礎について
  • 質疑応答

2日目(2月28日)「字幕翻訳・制作のケーススタディ」60分×2コマ

  • 字幕ソフトウェアを用いたデモンストレーション
  • トライアルコースの説明
  • 若手翻訳者によるトーク(本ワークショップを受講し、京都ヒストリカ国際映画祭でデビューした翻訳者にお越しいただきます。)
  • 質疑応答

講師

設楽 光明
ホワイトライン ディレクター

1998年、スタンス・カンパニーから独立し字幕制作を中心としたホワイトラインを設立。釡山映画祭、山形ドキュメンタリー国際映画祭など、国内外を問わず、多くの映画祭で字幕制作を手掛ける。映画祭以外ではテレビ放映やロードショーなど幅広い分野での字幕制作や映像編集を行い、近年ではDCP(デジタルシネマパッケージ)の制作にも取り組んでいる。

岩橋 悟志
ホワイトライン 字幕ディレクター

上智大学外国語学部英語学科卒業。在学中からCS放送向け字幕翻訳を手掛ける。フリーの翻訳者として映画(主にビデオスルー作品)、ドラマ、ドキュメンタリーなどの字幕翻訳、雑誌の翻訳などを行う。のちにホワイトラインに入社、字幕ディレクターとして数多くの映画、ドラマなどの字幕制作に携わっている。

佐藤 まな
翻訳者

第10回京都ヒストリカ国際映画祭で日本初上映された『旅芸人』(2018)で字幕翻訳デビュー。以降、映画『鉄道運転士の花束』(2019)、『消された存在、__立ち上る不在』(2019)、『義理の姉妹』(2020)などの日本語字幕を担当。学術系書籍・論文やゲームの翻訳にも携わっている。

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