どんなことができる? 3DテクスチャツールSubstance活用セミナー
今3DCG制作の品質を上げる重要な要素の一つとして、テクスチャを含むマテリアルが挙げられます。
今回セミナーで取り上げるソフト「Substance」はゲーム業界や映画業界向けに作られた3Dテクスチャ制作ソフトであり、Substanceで作成したマテリアルはさまざまな3Dソフトに利用でき、効率的にオリジナルのテクスチャを作成することができます。
SubstanceにはPainter、Designer、Alchemistなどのいくつかの製品があり、その各ツールがどのような使い方ができ、どのような制作を行うことができるのかを実際に制作をしている3人のクリエイターの方に、それぞれのテーマを持ってご講演いただきます。
本セミナーはオンラインでの開催となりますので、お気軽にご参加ください。
開催概要
- 日 時
- 2021年3月6日(土) 13:00~15:35
- 開 催
- オンライン
- 費 用
- 無料
- 定 員
- 80名(先着順)
- 対 象
- Substanceツールに興味がある、または勉強中の学生、クリエイターの方
3Dテクスチャ制作方法に興味のある方
デザインツールに興味のあるクリエイター、学校関係の方 - 主 催
- 京都府/京都クロスメディア推進戦略拠点(KCROP) /公益財団法人京都産業21/京都の未来を拓く次世代産業人材活躍プロジェクト推進協議会
- 備 考
- 本セミナーはZoomを使用して開催いたします。Zoomを初めてご利用される場合、アプリインストールなどが必要となります。事前に以下サイトからサインアップしてください。
https://zoom.us/jp-jp/meetings.html
※Chromeブラウザからアクセスの場合、アプリをインストールせずにURLクリックで接続することができます。
プログラム
1、Substance Designerの基礎と活用術(RACOON CREATIVE 馬原 伸夫(ぽこぽん丸。) 氏)
・サブスタンスとは?
・基本的な機能とノードベース
・背景で使われる例
・エフェクトで使われる例
・etc
2、Substance Painterとは?(某ゲーム企業 3Dデザイナー ネωム氏)
・機能紹介
・導入メリット
・現場でのワークフロー紹介
3、Substance Alchemistを使って、写真からマテリアル作成!(CGアーティスト Jaakko Saari 氏)
・Substance Alchemistって何?
・写真からマテリアルを制作する試み(またその際によく発生するトラブルについて)
・携帯カメラでとった写真からPBRマテリアルを作る。
・Substance designerでできたフィルターを載せる (Hybrid materialを作る)
講師紹介
馬原 伸夫(ぽこぽん丸。) 氏
RACOON CREATIVE代表/3DCGデザイナー
2019年からフリーランスとなる。
関西を拠点とし、3D背景やエフェクトを制作しジェネラリストとして多数の家庭用ゲーム・モバイルコンテンツ開発に携わっている。フリーランスになってからは大学の非常勤講師や専門学校の特別講習など教育関係にも力を入れている。
昨年Ktk.kumamoto氏と共著である「SubstanceDesigner入門」を執筆。
ネωム 氏
3Dデザイナー
2016年に大阪の専門学校の4年制でCGを学ぶ。
2018年から外部のイベントで作品発表やセミナーへの登壇などの活動を開始。
2020年、専門学校卒業後に都内のゲーム会社にて3D背景アーティストとして配属。主にUnralEngine4とSubstancePainterを用いてセミリアル寄りのルックの作品を制作。
現在はBlenderとSubstancePainterを用いたワークフローを習得中。
Jaakko Saari(ヤッコ・サリー) 氏
CG Environment artist / Substance artist VFX / Games
Adobeにてテクニカルアーティスト配属
現在はフリーランスで活動中
Portfolio:https://www.artstation.com/yaschan
【関わった作品】
Home Invasion(2020)(environment artist)
Escape Velocity The Series(2020)(environment artist)